職場のおかあさんから栗のおすそ分けをしていただいた。
で、せっかくなので、初めて栗ご飯を作ってみた。
何より大変なのは栗の皮むき。
やったことあります?
天津甘栗の皮むきしかしたことのなかった私は生栗の皮むきに四苦八苦。
水につけて皮をやわらかくして表の堅い皮をむく。コレは簡単。
で、次は渋皮をがりがりむいていく。
四苦八苦とまず1個。はふー。こりゃ時間がかかりそう。
また四苦八苦と2個目。はふぅー。1個にすごく時間がかかる。
めげずに3個目。なんだかブサイクな形になっちゃったけど、ま、いっか。
あぁ、手が痛くなってきた。。。しかしまだまだ先は長い。
さーてと、4個目・・・と、その時!
「ぬああああああぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!」
恐怖のあまり持っていたその栗をまな板に投げつける。
そぉ、にょろっと白い虫くんが顔を出したのだ。
ふぅー、ふぅー、ふぅー・・・大丈夫。よくある話だよ。
たまにあるよね?栗むいてたら虫ッ子が出てくること。
大丈夫、大丈夫・・・と自分に言い聞かせながら、
取り急ぎその虫くんが顔を出してた栗をゴミ袋に突っ込む。
よーし、気を取り直して次の栗、いってみよー!が、しかし・・・
「ひいいいいいいぃぃぃぃぃーーーーー!!!」
悪夢ふたたび、である。2個連続なんてひどすぎるっ!
大丈夫、大丈夫、大丈夫・・・?と自分に問いかけながら、
さっきの倍のスピードで栗をゴミ袋に突っ込む。
よ、よ、よーし、気を取り直して次の栗・・・
「うぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁーーー!!!」
2度あることは3度ある。3個連続大当たり。
しかも3個目のこいつは、虫くんの大きさも1個目、2個目の3倍ぐらいある。
「ありえへーーーーーーん!!!」
あぁ、栗ごはんが虫の恐怖と戦わねばならない過酷な料理だったとは!!
その後、吟味に吟味を重ね、ちょっとずつむいてみる。
虫の通り道のような模様がないかを見分け、
ちょっとでも疑いのある栗は後回し。
大丈夫そうな栗からむいていく。
とりあえず栗ご飯に足りるぐらいの数だけむいたらもうやめよう、
いただきものなのに申し訳ないけど、これ以上虫と出くわすのはゴメンである。
結局、ちょっと少ない!?と思うぐらいのところでもう断念。
なんとか栗ご飯は出来たものの・・・もうこの秋に再び栗ご飯を炊くことはなさそうだ。
炊くとしても、むき栗でしかやらん!
栗怖い!!