少し気持ちの余裕が出来たので、久しぶりに愛読書「美人の日本語」を開く。
5月の真紅組公演のことでメールのやりとりをしてた後だったので、
「紅」という文字に目が留まった。
『想紅(おもいくれない)』という言葉、ご存知ですか?
椿の深い紅の色のことらしいんだけど。
「情熱と潔さが夢をかなえるための欠かせない要素」ってさ。ホントそうかも。
ついつい慣れて甘えてダルダルになっちゃったりナァナァになっちゃったりするもん
やけど、自分が「これやらな!」って時は、ちゃんと熱ーーーいモンもってスパッと
潔く立ち上がらなきゃならんのよね。
ココんとこ弱ってた私には、そういう潔さが足らんかったような気がするなぁー。
つまらん甘えや慣れの中にどっぷりつかってたら、今まで考えもせんかったような
しょーもない事にとらわれちゃったりして、つまらん私になってたかも。
つまらん甘えや慣れでごまかしてたらなーんにも前には進めんのダ。
よしっ、私も潔く立ち上がり、走り出すぞっ。
にゃ。今日はイイ言葉にパワーもらったよな気がスル。
日本語バンザイ!!
以下、山下景子著『美人の日本語』の引用です。
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『想紅』〜椿の深い紅〜
新潟県十日町の織物工業協同組合の制定した1月の誕生色です。
冬の寒さの中に、凛として咲いている深紅の花。
気品の中にも、溢れるような情熱を感じさせる花ですね。
椿の原産地は、日本だそうです。
十六世紀、日本に来た宣教師のジョセフ・カメルさんが持ち帰って広めたのだとか。
学名カメリア・ジャポニカ。東洋の薔薇と呼ばれ、もてはやされたそうです。
とはいえ、花が付け根からぽとりと落ちるので、首から落ちるといって、
嫌われた時期もありました。
今は、枯れて見苦しい姿を見せない、潔い花とされています。
情熱と潔さ。夢をかなえるために欠かせない要素ですね。
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